《今が旬!?》キャンプ貴族のカナダ漫遊記
毎度!寝汗で風邪引くタイプのよっつです。
汗っかきなんで暑いのは、そこそこ我慢ができるのですが、冬は汗が冷えて凍えるような寒さで朝起きるなんてことも・・・・
おしゃれ貴族の方々は、冬服のコーディネートが出来て好きだとか、ウィンタースポーツが楽しいなどと、冬の良さを挙げられると思います。
しかし、その他一般貴族の方々は、冬になると外に出る気にならず、部屋でこたつに入って犬猫と戯れるのがせいぜいで、冬ってやつは一体なにをしたらいいのか、など悩まれていることと思います。
そこで、こたつに入ったり、犬と戯れつつ、冬の大自然を満喫できるおすすめスポット”を紹介したいと思います。
これからが旬!!冬のカナダ
そうです。勘の良い方はすでにお気づきと思いますが、海外旅行に行ってきたので、その備忘録も兼ねてレビューなど書きたいと思っています。
相棒のなちょすからオーロラを見たいというリクエストも受けて、グランピングしながらオーロラを眺められるところはないものかと色々探したところ、カナダのイエローナイフに出会いました。
イエローナイフ!?
そこどこよ!ってことでWikiから引用です。
イエローナイフ(英語:Yellowknife、発音:[ˈjɛloʊnaɪf])は、カナダのノースウエスト準州の州都である。北極圏からはおよそ400km南に位置し、グレートスレーブ湖畔の北にある。人口はおよそ19,000人。民族構成は多様である。ノーススレーブ地域の行政区役所が置かれている。オーロラベルトのほぼ真下に位置しているため、年間を通してオーロラの出現率が高いことで知られる。
以下、北米大陸の地図を載せます。イエローナイフの位置は北海道よりも遥かに北です。絶対に寒い。想像に難くない!
そして何より引きつけるられたのは、Googleで”イエローナイフ”を画像検索した際の写真たちの美しさ。
オーロラとティピーの組み合わせ最高です。
ブログを始めた当初より、雪の中での美しいキャンプ風景にあこがれて、この業界(?)の門を叩きました。↓
この絶景を求めて、いざカナダへ!
前半戦:カナダと言えばナイアガラ!
我々は、イエローナイフに行く前に寄り道して、トロント近郊にてナイアガラの滝を見るプランを立てました。(トロントは上記の地図で右端に位置してます。)
↓ナイアガラは、カナダとアメリカの国境に位置し、一大観光地となっています。
年中無休で夜はライトアップされており、手前がカナダ滝、奥がアメリカ滝です。
緯度は、北海道の旭川と同じぐらいですが、カナダでは、最南端にあたります。
朝のカナダ滝の様子。遠目でも世紀末感を感じるデカさ。ゴジラが出てきそうです。
マイナスイオン充電中 #カナダからの手紙 #西洋のナイアガラ #滝 #はねむーん
日中に滝の下まで船で近づけるツアーがあったので参加しました。
※滝の水飛沫で濡れるため、乗客はカッパを着てます。
↓アメリカ滝の目前です。水の勢いが想像以上に強い!ド迫力!そして普通に寒い!!
夏は涼しくて最高でしょうね。
11月は寒いので閑散期ということでしたが、充分に観光客で一杯でした。
ナイアガラ周辺は、田舎町で、お店も多くはないのですが、カジノができるなどして、夜も賑やかになってきているとのことでした。
実は、我々にとって、ナイアガラのハイライトは、夜に行ったそのカジノでした。
せっかくなので、それぞれ20C$(¥2,000)の予算で、適当に賭けて遊ぼうと繰り出したのですが、二人でやり始めたルーレットで、思わず40C$(¥4,000)ほど勝ってそわそわしてきてしまいました。
↓舞い上がるなちょす
射幸心を煽られまくり、舞い上がった二人は、ここから大きく賭け始め、気がついたら、勝っていた40C$はなくなり、気がついたら-20C$になっていました。(この間、ものの10分)
”ギャンプルは怖い。”
負けた金額は大したことはありませんが、一度掴んだ札束が、手元からなくなっていくのは、旅行の後半にかけても、ずっと悔しいというメモリアルな一夜となってしまいました。
一体カナダまで行って何を学んでいるのか・・・・
後半戦:イエローナイフでのオーロラと犬ぞり
トロントから飛行機を乗り継ぎ、イエローナイフまで北上しました。
我々は移動日も含めてイエローナイフに3泊4日滞在するため、3回オーロラを見えるチャンスがあります。
まず出迎えてくれたイエローナイフ空港のモニュメント↓
ひょっとして野生のコイツにエンカウントする可能性があるのか、とびっくりましたが、どうやらイエローナイフ近郊にはいないようです。一安心。
オーロラハンター #イエローナイフ #しろくまアイス #アザラシ可愛い #-19℃ #yellownife #いい夫婦の日 #嫁は白熊系女子
なお、現地の車のナンバープレートも白熊でした。(お土産として売っていました。)
さて、到着した夜は気温−19℃ということでした。風もあり体感-29℃とのことで、未体験の寒さでした。さっぶー。
いざ、オーロラ鑑賞へ
到着して、早速オーロラ鑑賞のため、町外れのオーロラビレッジなる施設に出かけていきました。
我々は、ここで21:00〜25:00まで滞在して、オーロラを鑑賞します。
重装備ですが、 ラーメンは麺を持ち上げると凍りはじめ、洗濯物を干したら一瞬で凍る11月のカナダの夜の寒さ、げに恐ろしや!
防寒具は専用のものをレンタルしております。
重たいけどむちゃくちゃ暖かいぞ、カナダグース!
到着日当日は、空に厚い雲がかかり、全くオーロラが見える気配なし。
しかし、オーロラビレッジは、Tipiから、もれる明かりでとても幻想的な雰囲気になっているため、それで満足。
↓左奥の空が、明るくなっているのは、遠くの街の明かりです。
Tipiの中には、暖炉とホットドリンクが用意されており、ここで暖を取りながらオーロラの出現を待つことができるようになっています。
イエローナイフ初日は、結局オーロラを見れず、ホテルに帰り就寝しました。
果たして三日間で、オーロラは見えるのか、相当不安になりました。
二日目は、時差ボケと夜更かしのため、昼過ぎまで寝続け、午後からイエローナイフの市内観光に出かけました。
イエローナイフ市内観光
イエローナイフの街の施設は、密集して建設されており、車であれば、10分で回れてしまう本当に小さな町です。
議事堂
またしても、白熊推し!このへんでは出ないので、別の市からの贈り物だそうです。
続いて博物館へ
カナダの先住民族のイヌイットの生活洋式や文化に関する展示が中心でした。
特に目玉は、狩猟できる様々の動物の毛皮や食べ方などが記載されているところです。
↓ネズミ毛皮と茹でて燻製にする食べ方がおすすめされていました。Get wild and eat!
いわゆるジビエですな。(本格派な)
最後に湖が凍りついて、道になっているアイスロードに行ってきました。
今年はまだ通行の許可がでていませんでしたが、人間であれば上に乗っても全く問題ないとのことで、ひとはしゃぎしてまいりました。
↓びくともしない氷の厚さ。かき氷作り放題!
湖を立ち去ろうとした時に、狐の姿も見ることができ、今夜はオーロラが見えるという予感がしてきました。
さて、夜は-7℃で小春日和だそうです。↓(尺度おかしい)
オーロラビレッジに移動してみると・・・・
早速なにか見える!!左手側! 右手は街の明かり!
ちなみに我々は、オーロラ観賞用こたつに入って暖をとっております。(この装置にはなにか相応しい賞を贈るべき発明だと思います。)
実は、感動はしたものの、実際に肉眼で見ると、写真のようには見えず、明るい霧のようなものがうっすら見える程度でした。↓実際には、以下の写真に近い。
最初は、これはいわゆるがっかり世界遺産的なもので、写真ではよく見えるけど実際そんなでもないパターンかと、思ってました。
しかし、夜が更け、空が晴れてくると・・・
な、なんじゃこりわ!!
空一面に、まばゆい光のカーテンが揺れてました。
写真では、緑色に見えていますが、実際に見ると真っ白でした。
どうやら観る人によって色が異なるようで、ピンクや赤に見えるなんて声も聞こえました。
二日目は、流星群にも当たる日だったようで、流れ星とオーロラを一緒に見えることができ、大満足な日でした。
特にお気に入りな写真2枚がこちら↓
三日目は、日中に楽しみにしていたアクティビティを予約していました。
犬ぞり体験
冬に犬と戯れられるアウトドアアクティビティNo.1と言えばこれ!
屈強な犬たちが、出番を待っております。
でっかいもふもふハスキーと戯れる。おさわりし放題。(但し臭め)
犬ぞりの疾走感は動画にて!
夕暮れと犬ぞり
終わったらいかつい焚き火でマシュマロを焼く!
これも大満足でした。
三日目の夜は、これまた全くオーロラは見れず、一晩こたつで空を見上げてウトウトしていました。
その夜はホテルへ帰り、1時間ほど寝たら帰路の飛行機のために、空港へ向かいました。
以上がカナダで我々が経験できたことでした。
まとめ
みなさん、こたつに入りながら、犬と戯れつつ、大自然を満喫できるスポットとして
イエローナイフすごくおすすめです。
オーロラは年中見えるようですが、極寒のなか、こたつに入りながら観えるのは今だけ!今回あまりにも寒かったので、夏に行ってもいいかなと思いますが。。。空気は澄んでましたよ(笑)
日本からの時差も大きいので、なかなか大変ではありますが、気が向いたらぜひ行ってみてください。
いや〜オーロラ見えてよかったわ。今年一番ゴージャスでキャンプ貴族らしかったかと思います。
今年の活動は以上となります。来年に向けて師走の仕事を片付けよう!
ちくわを、一週間もペットホテルに預けていたら、心なしか丸くなって帰ってきました。社会で揉まれたのか、ちくわよ。
ブログの更新周期を上げたい。がんばろう!
それでは、皆様、日本もカナダに負けじと寒いのご自愛ください。
ほな!
過去の記事
今年は2度もキャンプしに鳥取にいきました。
キャンプ犬のちくわを向かい入れました。