梅雨前線絶対殺すマン
梅雨って最低。
髪の毛うねるし、洗濯物乾かないし。
食べ物すぐ痛むし、長靴歩きづらいし。
気分が滅入るし、偏頭痛を伴うし。
ほんとうにいいとこ無しだな!
今週一週間雨が続きと知り、暗黒面に堕ちてしまったなちょすです。
もしもフォースに目覚めたら、梅雨前線絶対殺すマンに転職したい。
さてさて、この長雨でも気分転換にと何かを始めたい所存。
しかし、「金ない・場所ない・アイディアない」の3無い疾病を患っているので、いい企画が思い浮かびません。
この際「金ない・場所ない」はしょうがないとして、せめてアイディアロールくらいは振らせて欲しいものです。これだけ祈っていても未だ天啓は得られず。エリ・エリ・レマ・サバクタニ。
雨を活かした企画なんて、ぶっちゃけ野外スポーツか流しそうめんしか思いつかない。
平凡な発想しか出来ない己の貧困な脳みそが憎い!!シナプスもっと仕事して!!!!
それにしても、幼少期は今より純粋で発想が柔軟だったからか、自分なりに雨を楽しんでた記憶があります。
少しだけ増水した用水路にひたすら笹舟流したり、両手いっぱいにアマガエル捕まえて玄関先で放流したり、そこら辺で拾った空き瓶が雨水がいっぱいになるまで延々観察してたり、坂道を流れる雨水を意味もなく足で堰き止めてみたり、かたつむりとナメクジを競争させてみたり、下校中に雨でも頑として傘を差さず積極的に濡れに行くスタイルを貫いてみたり、濡れた窓ガラスにテッシュ貼り付けてじんわり濡れていくさまをぼーっと眺めていたり。
・・・幼少期の私って、何か心に闇を抱えていたのかな?
でも、お金がなくても遊ぶ場所がなくても楽しんでいたのは確かです。
傍から見ると中々にギリギリアウトな行動も、当時はただただ楽しかった記憶しかありません。
天候の変化という些細な事でも、あの時のなちょすにとっては刺激的で魅力的な一大イベントでした。そう、ワイルド・バンチフェスなんて目じゃないくらいに。(しかしなちょす自身、未だワイルド・バンチフェスどころか夏フェスに行ったことはない事をここに記述しておきます。)
こうして過去を振り返ってみるとおとなになって、いろいろな面で選択肢は増えたけれど、些細な事で喜ぶ余裕はなくなったように感じました。
世間からおとなと見なされるまで生きてきて、一生懸命見よう見まねで身につけた常識という名の偏見がなちょすから自由な発想を奪っているのだとしたら、それは果たして本当に幸せなことなのでしょうか?
大人だからとか社会人だからなんていう無言の圧力なんて無視して、自分が本当にやりたいことを自分で考えて、自分で楽しむ。
それが楽しみを見つけるポイントではないでしょうか。
杓子定規じゃなくていいじゃない、にんげんだもの。
やりたいことやったもん勝ちだって天下のNHK様もおっしゃってることですし、その通りにしたいと思います。
というわけで明日はお仕事休みます。
なんてったって雨ですからね!
今後雨の日のアクテビティはもっぱら仕事を休む事にしました!これで決まり!!
背徳感とか罪悪感とか何それ美味しいの?????
これは決して雨に屈したわけではなく、処世術を学んだ大人の対応であることを表明したいと思います。
これは敗走ではなく、いわゆる戦略的撤退なのです。
真正面からぶつかるだけが正解ではない、回避もまた立派な戦術。
とりあえず明日は、梅雨前線の息の根を止めるための修行を試みたいと思います。