キャンプ貴族

毎度、よっつです。

ネットサーフィンしていたところ、”睡眠障害に対してキャンプに出かけると良い影響がある”という研究結果が発表されたというような記事を目にしました。

↓以下リンク

gigazine.net

私は、睡眠障害とは全く無縁の”のび太”型の人間なので、適当に流しつつ読んでいたのですが、”睡眠障害に対してキャンプが最適”と結論付けるには、裏付けとなる研究データがむちゃくちゃ弱いし、胡散臭い。

言うて、私の自身、大したデータもないのに”うちの犬がかわいい”だの、”キャンプは此処がおすすめ”だの書いてますので、揚げ足なんざ取るつもりはないのですが、暇なのでツッコミの練習と思って書いてます。

概略

背景

現代人は、長時間労働や睡眠障害で睡眠不足になっている。

仮説

デジタル端末のブルーライトが睡眠を妨害している。

実験（被験者：n=5）

キャンプに行って、電子機器はおろか、懐中電灯も使わない。

結果

自宅で過ごすのに比べ５人共２時間半、はよ寝る。（その後もなんかいい感じ）

以下元記事からの抜粋

長時間労働や睡眠障害により、現代では多くの人が睡眠不足に陥っています。寝たいのに寝られない、そんな時には「キャンプにでかけれると良い」という研究結果が発表されました。

デジタル端末が放つ人工光に含まれるブルーライトが睡眠を妨害しているという研究結果が知られている通り、ブルーライトは人間の体が夜になると作り出す睡眠ホルモン「メラトニン」の生成を妨げ、「寝付きにくく」する効果があります。また、睡眠の質も低下してしまうと言われています。

そんな睡眠不足な肉体をフレッシュな状態に戻すには「キャンプが良い」とする研究が、生物学関連の科学誌であるCurrent Biology上で公表されました。研究では最初に5人のボランティアを募集し、12月のコロラド・ロッキー山脈で6日間のキャンプを行いました。このキャンプではスマートフォンなどの電子機器はおろか、懐中電灯の使用すら禁止されていました。また、キャンプ期間とキャンプに来る前の自宅で過ごしていた週のメラトニン濃度を比較するため、参加者の唾液サンプルを分析しています。
分析の結果、屋外ではメラトニン濃度が2時間30分も早く向上することが明らかになりました。また、実際にキャンプをしていた期間は自宅で人工光にさらされていた時よりも約2時間30分早く眠りについたそうです。さらに驚くべきことに、6日のキャンプ期間が終わったあともしばらくの間はメラトニン濃度の上昇スピードが早かったとのこと。ただし、キャンプ後どの程度の期間メラトニン濃度の上昇効果が見られるかは、「今後より多くの研究が必要である」そうです。